自分に分かることなら教えてあげればいい。それだけのこと。自分のお客様でなくてもね
昨日は、女性保険営業さんと面談しました。20年選手のベテランさん。もちろん、マネージャークラスの優績者です。
保険業界は今、1年で最も重要月です。
簡単に言うと、たくさん契約を取らなくてはいけない月なのです。
それなのに、今月の調子はどうですか?という私の問いに対して、「もう少し残っているので頑張ります!」
この答え、すごいですよね。
コツコツやっていたから11月中盤の時点で、結果が出ています。もちろん、流れてしまった契約だってあるでしょう。
でも急に出てきた案件があったり。その案件も、活動していたから出たはずです。
その月に決めたい契約だけを、目の前の見込みだけを必死に追いかけているから辛いんですよ!
目が血走っていませんか?怖い顔、していませんか?
このことを実感してしまうお話もありました。
彼女は、担当職域(営業先の企業)で、自分のお客様ではない人をたくさん助けていました。
言い方を変えると、自分のお客様でない人を面倒みているということです。
例えば、自社の保険に加入していない人が入院したとき、そんなときにも彼女に連絡がきてしまいます。
「○○生命に電話してみてね」ということもしばしば。
更には、給付のサポートまでしていました。一緒にその保険会社に電話をしてあげたり。
また、年末調整の書類の記入のしかたが分からないと言われれば、教えてあげたり。
考えようによれば、迷惑な人たちです。自分のお客様ではないのですから。
でも、その人たちこそが、遠い見込みでもあります。このような下心、保険営業ならあって当然です。ただ、無意識な下心が重要になってきます。
やってあげるよ。だから私から保険に加入しなさい、的な態度を見せないということ。
ここが難しい!
どうすれば、下心を見せずに無償のサービスをしてあげられるのか。
それは、やりたくてやってあげてる。
この思いですかね。
だって、自分に分かることなら教えてあげればいい。それだけのことですよね?
そう思えるか、ムダ!バカバカしい、なんで自分のお客様じゃないのに、お客様にならないのに、こんなことしなくちゃいけないの?!と感じるか。
ここが優績者かどうかの違い。保険業界に残れるかどうかの違い。
思うのですが、入院したときにせよ、年末調整で分からないことがあったにせよ、彼女に連絡してくるってことがすごいことです。自分の保険担当より信頼している証拠、声をかけやすい雰囲気をつくっている証拠ですよね。
職域営業さんの参考になれば嬉しいです。
コーヒーだけでも500円ぐらいするのに、ケーキセットだと520円でした。すごい言い訳です 笑
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