「がん」保険から、いったいいくら保険金がおりたのか

私がいくら保険金をもらえたのか、気になる人もいると思います。
がんになると1000万おりる三大疾病保険を解約し、がん保険に切り替えたことを、少し後悔しましたが、今のところ、このがん保険で足りています。

まず、がんになると1000万おりるという三大疾病保険というのは、月の保険料が33000円ぐらいです。お高いです。でも、三大疾病時の1000万は助かりますよね。一時金でもらえるので、治療費のほか、住宅ローンや生活費の補てんにもなります。大きな病気である三大疾病にかかることなく無事に老後を迎えたときには毎月払っていた33000円が90%ぐらい貯金されているという保険でした。死亡保障も付いているので、必ずいずれかの形で受け取ることができる保険です。

ただ、なんといっても毎月33000円。がん保険に切り替えて3年弱で発症したことを考えると、切り替えて良かったのかもしれません。

 

がん保険とはなにか?

がんになったときに助かる保険です。がんにならなければ使うことのない保険でもあります。貯蓄型のがん保険というのもありますが、2人に1人ということを考えるとどうでしょう。また、がんになったときに助かると言っても、加入した当時の治療に基づいての保険内容になるので、昔の保険だと、そのときの治療に対応した治療にしか給付されないことがあります。長期入院で、がん=死 という時代に加入したがん保険は、「一生涯入院できます、死亡すると○○万もらえます」といった内容になっている可能性があるということです。加入したときに約款というのをもらっているはずです。そこに記載されている治療が給付の対象になります。当然、最新の治療は昔の約款には記載されていません。

 

私がいただいた保険金

医療保険と、がん保険を合わせて7000円ぐらい。がん保険で3900円です。がんになったことで、7000円の保険料は今後払わずに保障を持っていけます。

がん診断金50万円
がん治療給付金50万円
合計100万円(がん保険からおりました)

分かりにくいですよね。がん診断金は、診断されたとき、私でいうと去年3月5日にもらえると確定された保険金で、がん治療給付金とは、治療を開始した4月16日にもらえると確定された保険金です。

まずは、がん診断給付金50万を受け取ってください。という保険会社からの話でしたので、私はこの二つを別々に請求しました。でも、診断されてから治療を開始するまでにかかったのは、ウイッグを作るお金ぐらいです。
ウイッグ代を貯蓄から支払えるのであれば、がん診断給付金と、がん治療給付金を一度に請求した方が手間もかかりません。何と言っても、診断書をいただくには一度に7000円もかかります。それならこの二つをまとめて請求した方がいいですよね。忙しい担当医に2度診断書を書いてもらうのも気が引けるし、時間もかかります。

入院給付金2万円
手術給付金10万円
合計12万円(こちらは医療保険からおりました)

9月末に入院し、手術を受けています。

放射線治療給付金10万円
通院給付金 54日分で27万円
合計37万円(こちらは医療保険からおりました)

入院給付金から、ここまでのお金をまとめて請求しようとしたのですが、コールセンターでは、まずは入院給付金と手術給付金を請求するように言われました。診断書なしでも診療明細書のコピーがあれば請求できるからということでした。ただ、放射線治療が終わり、病院に診断書をお願いした際、「入院と手術のことも記載しますね」と言われ、「もうすでに振り込まれています」というやり取りを何度もしました。同じ7000円で一度に請求できるのであればその方が手間がかかりませんでした。

コールセンターに電話したときに、できる人に当たるかどうかにより、大きく変わってしまうかもしれません。
ただ、保険会社のコールセンターの人は、想像よりいい人ばかりです。

合計、149万円いただいてます。

 

今後、もらえる予定のお金

放射線治療給付金と、通院給付金をいただく際のコールセンターに、聞いてみました。これからの通院給付金ということを教えていただきました。
疑問が残りました。

最初にいただいた、がん診断給付金は、治療を続けていれば2年に一度を限度にいただけます。
がん治療給付金は、治療を続けていれば1年に一度を限度にいただけます。

これは、証券には記載されていませんでした。私は、知識があるので分かりますが、給付モレの原因になるかもしれませんね。
ただ、定期的に、「給付モレはございませんか?」というハガキが届きます。

今後、4月16日に治療を続けていれば(続けているのは確定です)二度目のがん治療給付金50万円をいただくことになります。

 

実際にいくらかかっているのか

私の場合、4月16日の治療から、毎月、高額医療費Maxでお金がかかっています。交通費を含めると、ざっくり月10万近くかかっています。
高額医療費は4か月目以降44000円になる、何を見ても書いてありますが、なぜか8万以上かかっています。
そして、がんの場合、複数の科に通います。乳腺外科で抗がん剤治療、放射線科で放射線治療というように。なんと、それぞれでMaxで支払っています。
どういうことなのか、厚生労働省に電話をしてみました。
電話に出た人は高額医療費というものも知りませんでした。何度も、少しお待ちくださいと待たされ、挙句の果てに電話をブチっと切られました。
めげずにかけなおしましたが、まだ解決していません。病院の会計も混みあっていて、聞きにくい状況ではありますが、次回、確認してみます。

ということで、今のところ、年間100万円ぐらい。それ以外にかかるお金を足すと、今のところは、いただいたお金とほぼ同じぐらいですかね。

 

がん保険の選び方

何十種類もあるがん保険の選び方ですが、最新治療に対応したもの、という大前提で考えましょう。

私の加入しているがん保険は、がん診断給付金とがん治療給付金に分かれていましたが、そうでない場合、一時金○○万!という保険会社がほとんどです。
一時金○○万!は、治療を続けていれば1年に一度おりる!という商品もありますが、そのような良い保険には、がんになった際の保険料免除特約が付けられなかったりします。一長一短あることでバランスがとれています。

私の加入しているものは、この免除特約が付いていたので、毎月の保険料も少しお高めです。この免除特約も賛否両論だと思うのですが、私は、今後、保険料を払わなくても保障を持っていられるという安心感?というか、保障の権利を手に入れたような気持ちになりました。

私の加入しているものが良い、悪いではなく、皆さんの理解と納得が必要です。自分ががんになったと想定して、優先するものは何なのか。
例えば、一時金○○万!の場合、診断されたら出るのか、治療を開始したら出るのか、入院したら出るのか、どれがいいのか自分に聞いてみます。

いざ、がんになってしまったときに、「がんで死なないとお金がおりないの?」ということにならないよう、今一度、見直してくださいね。
がんの治療には、お金がかかります。
生存率は上がっていますが、高額な治療費と、長期治療ということを頭に置いて考えてみてください。

 

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