公的年金の話ができるようになろう
先日、驚くニュースがありました。
国民年金を払っていない若者が、事故で障害様態になってしまったというものです。
写真は、高幡不動の夜の顔です。
ピンボケですね。でも夜の顔も好きなんです。
本題です。
20歳超えると国民年金の加入が強制となります。このご時世、フリーターの人も多いようでAさんは国民年金を納めませんでした。国民年金の保険料を払えない人のための、免除という手続きの方法もありますが、手続きをしていなければ、ただの未納、滞納になります。
22歳を半年過ぎた頃に、事故で半身不随となってしまいます。
本来ならば、障害年金がおりることになりますが、国民年金を払っていなかったAさんはもらえません。
これには、払わないことを仕方ないことと黙認していた親もびっくり。
ここで私が問題に感じたのは、国民年金は強制加入なのに、どちらでもいいととらえている人が多いのかなということ。
どちらでもいいのであれば、将来的に満額もらえるか分からないのに払う方が変かもしれません。まずは、強制加入であるということ。そして、役に立つのは将来的な老齢年金だけではなく、Aさんと同じ障害状態になったときにももらえるということ。もう一つ、大事なのは遺族年金ですよね。
保険に加入しなくても、すでに公的年金から保障されているんです。このことをまずは教えてあげられる人になりましょうよ。
足りない部分だけを保険で準備すればいいんです！と言ってあげることで、相手は安心します。
実は、保険営業をしている人の息子さんがうつ病で引き込もり。障害年金の話をしたら、国民年金はムダだから払わせていないと。障害年金の対象かもしれないと教えたら驚いていました。保険営業でもこんなもんなんです。
その人は役所に電話で確認。今までの分を追納することで障害年金がおりることになりました。
また、別の知人は、パワハラで鬱を発症し退職。傷病手当を使い切り、障害年金の対象となっています。
障害状態には精神疾患も入る場合があるということですよね。
抗がん剤の副作用でも、該当となる場合があるらしいです。あくまでも、障害手帳を持っていることが条件のようです。
強制加入しなければならないものであること。
民間の保険に加入しなくても、公的年金である程度保障の用意ができていること。
会社に資料があると思うので、自分の言葉に起こして話せるようにしてみてください。
保険云々よりもまず必要なことです。
公的年金は未納で、民間の保険に加入するというのも変な話ですよね。
参考にしてくださいね。
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