最近の相談事例です。
17年前からの私のお客様で、10年ぶりの見直しです。見直しのきっかけは、夜勤の帰り道、駅から自転車で自宅に向かっているとき、タクシーと接触(自転車が)。自分は無傷だが自転車が全損状態。自分でタクシー会社とやり取りしているが、タクシー会社が自転車を新しく買うお金を全額出してくれない。そんなとき、私を思い出してくれたようです。

その人の自動車保険の担当は私ではありません。車を購入したときにディーラーで自動車保険も加入し、その後、担当の営業さんは他店へ異動になり、今ではどこにいるか分からないそうです。ここで一つ、自動車保険の担当は、せめて私との距離ぐらいの人にお願いした方がいい、いざ困ったときに連絡とれる人がいいとアドバイスさせていただきました。できればプロがいいですね。車の営業さんは、車のプロですから。

自動車保険にどんな弁護士費用が付加されているか、を確認するついでに、生命保険も確認することにしました。

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お客様の現在の状況

46歳、独身、男性、地方公務員、一人っ子で両親と同居。

10年前、ご両親は床屋さんを経営していてとても元気でした。が、今はお父様が少し前に大病され、経過が思わしくなく、自宅療養中とのこと。このことは、彼の生活での大きな変化です。床屋さんも閉店されていました。
その頃購入した家のローンは、彼が全て返済済み。今現在、彼が重要な大黒柱だということも分かります。

独身だし、死亡保障はいらないや、という言葉はありましたが、彼が死んだらご両親は生きていかれません。
よって、彼は、死亡保険が超必要な人なのです。

 

加入していた保障内容

あんしん生命 長割り終身(50歳払い済み)200万円
アフラック 三大疾病保険(60歳払い済み)300万円
アフラック 医療保険(終身払い)日額1万円

理想的なプランとは?

皆さんならどんなプランを提案しますか?
10年前のプランも決して悪いものではないのですが、あと10年、15年ぐらいはもう少し多めの死亡保障がほしいところです。また、死亡のときはもちろんなのですが、働けなくなったときの保障も必要です。彼が働けなくなってもご両親は生きていかれません。医療保険をなくしても、働けなくなったときの保障は必要ですね。

理想は、今の保障に、プラス、あと15年分の死亡保障、働けなくなったときの保障を持つ、でしょうか。
月の支払もあるので、次に優先順位を確認していきましょう。

お客様の見直しの目的は何だったのか

原点に戻ってみましょう。このお客様はなぜ私に連絡してきたのか・・・。自分は無傷だった、でも自転車が全損。だから新しく自転車を買わなければならない、それなのに相手側は、新品の自転車を買うためのお金を出してくれない。

そうなんです。まだ全然乗れる自転車、お金を出して新しく買う予定のなかった自転車、通勤で使っている自転車がなくなり、自分が悪くないのにお金を出して買わなければならなくなったというストレスを抱えていたのです。このストレスが、私に連絡をしてきたきっかけです。

そこで、私からは、かなり思い切った提案をさせていただきました。

 

私からのイレギュラーな提案内容

『積立型である三大疾病保険を解約していただき、解約返戻金で自転車を買ってください!』

普通、積立型の商品を解約させることはしませんが、積立型の商品とは、困ったときにやってて良かった~という保険でもあるはずです。その自転車は5万円だったらしいのですが、解約返戻金はおそらく50万円ぐらいあります(これは言ってません 笑)

解約返戻金で自転車を買ってください!の言葉の瞬間に、彼の顔が明るく変わったのが分かりました。三大疾病時の保障がなくなってしまうので、医療保険を新しいものに変え、日額を1万円から5000円に下げ、三大疾病の一時金の特約と、がん通院の特約を付加。

そして、10年前には必要性を感じなかった死亡保険と働けなくなったときの保障は、収入保障保険で、死亡時だけでなく、働けなくなったときにも給付されるものが理想です。公務員ということで、福利厚生もしっかりしていることから、足りない分だけ、月に10万の保障で準備します。

 

今回の見直しをまとめると

今の私は、保険の試算ができません。複数社保険を扱えるような代理店にて、お客様自ら問合せをしていただきました。死亡保障だけでなく、働けなくなったときにも給付される保険が見つかったようです。月の掛け金を聞いてびっくりしてしまいました。掛け捨ての収入保障保険が月1万円超えです。一瞬高い!そう思ってしまいましたが、お客様が加入を決めました。自分にとってピッタリの保険だったからです。

医療も日額は下がりましたが、最新なものになり給付対象もグッと増えました。長割り終身は、払い済みまでもう少しなので頑張っていただきます。

掛け金は今とほとんど変わらず、積立が一部掛け捨てに変わりましたが、彼にとって今必要な保険が出来上がりました。

 

保険営業さんへのアドバイス

独身の40代というと、どうしても老後保障に目がいきますが、人それぞれ事情も違います。
実際は、FPのテキスト通りの人生などほとんどありません。
その人に必要なものを聞く、のではなく、必要な保障を引き出してあげる作業を心がけてくださいね。

そのお客様だけのオリジナル保障が作れる保険営業さんを目指してくださいね。

 

 

次回1UP講座は

11月25日㈮ 14時~16時 八重洲会場(東京八重洲地下4案出口10秒)

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