『部下のトリセツ』~「ついていきたい!」と思われるリーダーの教科書
出版のスクールで知り合った先輩である、浅野泰生さんの新刊の紹介です。『部下のトリセツ』とは、とても興味深いタイトルです。
オーナーとの対立により突然会社をクビになり、何のあてもないまま会社を設立、同時に前職で苦楽を共にした13名の社員が安定した環境を捨て集結したそうです。
部下がついてくる、明日からできるような具体的なノウハウが書かれていました。
残念ながら今の私には部下がいません。いつの間にか、部下を受講生に置き換えて読んでいました。
部下の自己肯定感が低すぎて、どんな仕事も「私にはできません・・・・」と言う
自己肯定感が低い人は、本当に多いです。
具体的にどうすれば、自己肯定感は高まるのか。それは、“自分らしさ”を確立することが必要と書かれています。私のコンサルでも、自分にしかできないこと、自分だからできることをテーマにコミュニティを作ることを推奨しています。そのバックに作ったものが『おとなの部活』でもあります。
それと、“自分はどうなりたいのか”を明確にすることも大切ですね。支社で、全国で、トップ営業マンになりたいという人もいれば、家庭と両立させたいという人もいます。どうなりたいかを明確にすることで、保険業界でよくある、「他人を蹴落としたい」という感情もなくなるはずです。
「あなたは本当に自己肯定感が高いよね」とよく言われるのですが、すごく近い人には「あなたは自己肯定感が低すぎる」と言われています。どういうことなのか、よく分からなくなることもあるのですが、自分では低すぎると感じています。私も“自分らしさ”から考えてみようと思いました。
部下がお客様より上司や社内の都合を優先してしまう
これも保険業界アルアルです。置き換えると、『営業がお客様より上司や会社の都合を優先してしまう』ですかね。
「今月数字が足りないんです。どうか契約してください。お願いします!」なんて、頭を下げている営業は未だにいます。
お客様は、その保険会社の商品やサービスへの対価を、毎月の保険料という形で払ってくれています。保険に入るということは、お客様のためでなくてはいけません。その結果が自分のため、会社のためになるわけですよね。
いつの間にか、上司のため、会社のための仕事をしていませんか?
また、「うちの会社は給料が安くて」という会話が飛び交うのも保険業界のアルアルです。お客様からいただいたお金が給料となっていること、忘れてはいけません。数字がとれていない人にかぎって給料の文句ばかり言います。
部下がメモを取らない
私も感じていることでした。コンサル中、いっさいメモを取らない人に、今メモ取った?とか言ってしまってましたが、メモを取ることで、どんなメリットがあるのか、きちんと伝えることが必要だったようです。
例えば私の場合、商談でない、お客様とのちょっとした会話のときにも、気づかれないようにメモを取るようにしていました。気づかれないように、というのは、職団などで、いつもメモ帳とペンを手に持っていると、わざとらしくなりません。メモの内容は、お子様の名前、年齢、ペットの名前、趣味などです。保険に必要な情報ばかり聞き出そうとするから、厚かましい!と思われるのです。
相手が、自分のことや自分が前に話していたことを覚えていてくれたら、「この人は私のことを、とても大切にしてくれている」と感じることでしょう。
逆に、何度も同じことを質問されたり、前に話したのに初めて聞いたような顔をされたりしたら、イヤな気持ちになるだけではなく、「この人に任せて大丈夫かな?」と不安にさせてしまうかもしれません。
まったくその通りだと思いました。保険の情報以外の相手の話を、無意識で面倒くさいと思い、上の空で聴いていませんか?メモは必ず取りましょう。
大先輩である、浅野さん、卒業以来、お会いしていませんが、Facebookのちょっとしたやり取りから、Messengerでやり取りさせていただくようになりました。2019年以降のことはもちろん存じ上げていませんでしたが、素晴らしいご活躍、尊敬します。
そして、新刊の出版、本当におめでとうございます。
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