休業しても廃業しても失業しても「収入保障保険」はおりません

「収入保障保険」は、生きていているうちの収入を保障するものではありません。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、休業や廃業に追いやられても、この保険からは、収入を保障するお金はおりないのです。


“「収入保障保険」は、休業しているときの収入を保障する保険ではないのですか?”という質問をいただきました。

 

収入保障保険とは?

基本は死亡保険です。亡くなってから遺族に給付されます。亡くなったご主人のお給料の一部が毎月振り込まれるというようなイメージです。
廃業や休業が対象外なのは分かっていただけましたか?

それでも、この収入保障保険、保険会社によっては死亡時だけでなく、介護になったとき、病気で働けなくなった時にも給付される、といったものも出てきています。

生きていて受け取れるものと言えば、所得補償保険、就業不能保険などがあります。

 

所得補償保険、就業不能保険とは?

こちらが生きているうちにも受け取れる保険なのですが、病気、ケガで入院していたり、在宅療養されているときにもらえます。傷病手当のあと、とか、○○日働けない状態が続いたら、など、制限があるものが多いので注意してください。

この保険は、主に、損害保険会社が取り扱います。生命保険会社でも取り扱うようになったのは最近です。
15年ぐらい前は、損害保険会社も所得補償保険を取り扱わなくなりました。『働けない』の定義が難しく、不正にに保険金を貰おうとする人が増えたと聞いたことがあります。そのためか、今でも給付支払いの際の細かいルールがあるので、加入の際には確認をしてください。

重い病気やケガで、長い間働けなくなった場合にはかなり助かる保険です。

 

休業、廃業のための給付にはならない

収入保障保険、所得補償保険、就業不能保険、いづれにしても、休業、廃業で働けなくなった場合の給付対象にはなりません。

新型コロナウイルスに感染し、入院、在宅療養の場合、医療保険の対象となります。保険商品により所得補償の対象になる場合もあります。積立型の保険に加入されている場合、無利子でお金を借りることもできます。予定利率が良くなくても、このようなところでも保障されているのが保険です。

思っていた保険と違う!そうならないためにも
契約確認に積極的に耳を傾けてましょう

「収入保障保険」は、収入の保障にならないとか、生きていてもらえるのが「所得補償保険」だとか、保険の人にとっての当たり前が、みなさんにとっては、分かりにくいものであることが、改めて分かりました。

確かにすごく分かりにくいですね。

契約の際に説明はあったはずです。それでも人は忘れます。

思い違いを防ぐためにも、保険会社からの契約確認には積極的に耳を傾けてください。それが一番、面倒でない方法です。

 

 

 

☆新企画!保険屋だらけのZoomミーティング
同業種他社、他支社の人と40分の交流を持つことで、何かひとつヒントを得よう。毎週火曜日4月21日21時スタート!一回3000円

☆保険営業さん向けの1up講座はこちらからお申込みください。
~なぜ、未経験だった私が、個人保険だけで前年からの継続コミッションを含めずに年間2000万円超えの売上を上げられたのか知りたくありませんか?~
講座2時間+グループコンサル付き バックエンドなし。その日完結です。12,000円

☆保険営業さん向けのメルマガを月曜日と木曜日にお届けしています。
HPトップページのメルマガ登録からお申込みください。

お申込みは下記のお問合せからお願いします。

お問い合わせはこちらから