保険に入っていたのに出なかった! ~誰でも入れます保険~
「保険に入っていたのに出なかった!」残念ながら、今でもこのような声があります。結論から言うと、保険に入っていたのに出なかった!のではなく、出る保険に入ってなかった可能性があります。
少なくない事例の中でも、今日は、『誰でも入れます!』という保険について書きます。
『誰でも入れます!』というフレーズは、記憶に新しい人もいるかもしれませんが、今ではほとんど見られなくなりました。決して、騙して加入させようという保険会社の計画ではなく、分かりにくいことが問題になったのだと思われます。
見かけなくなったということは、加入者はいなくなったということです。それでも、その時代に加入された人は、そのままである可能性も高いことが考えられます。
誰でも入れる保険に加入していて
『がん』になったらいくらおりる?
ここでは、がんの治療に100万円かかったとします。この保険からいくらおりるでしょうか。
- 100万円がおりる
- 入院した分と手術代だけがおりる
- 0円
答えは、0円です。
なぜかと言うと、この種類の保険は、傷害保険といって、事故でのケガ、日常のケガで入院されたときの保険の場合がほとんどです。だから、病気であっても誰でも入れるのです。病気で入院しても保険会社は支払い義務がありませんので。
誰でも入ます!とは言っていても、誰にも出しますとは言ってません。
私が受けた相談事例
持病があっても入れるということで、高齢者の方の申し込みが多い保険です。当時は、私も何度か対応させていただきました。CMでは、高齢者の方が好きそうなタレントを起用しているので、「○○さんの保険に入りたいの」というところからスタートする場合もありました。よく話を伺うと、自分に何かあったときに子供たちに迷惑をかけたくないとか、病気になってしまったときに心配だからとか、どうして保険を検討しているのかが見えてきます。
ケガの保険なので、病気になっても保険金はおりないこと、亡くなってもおりないことを伝えると、病気になっても出る保険がいい!9割はそうなりました。ただ、ケガの保険で月2000円だったものが、病気もとなると月8000円ぐらいになってしまうこともあり、加入しない選択をされる人もいます。
保険で失敗しないために
もちろん、ケガの保険と分かっていて、必要と感じて加入されるのなら問題ありません。医療保険にきちんと加入されていて、ケガの保障をさらに充実さえたいという人もいらっしゃいます。
分かりにくいフレーズを作ってしまったのは保険会社なのかもしれませんが、解決できるのも保険会社しかありません。今、加入者がいなくなったとしても、この時代に加入されたままの人がいることが大問題です。勘違いして加入してしまった人が、まだまだいらっしゃるかもしれないということです。
「保険に入っていたのに出なかった!」にならないためにも、やはり保険の担当者は必要ですよね。
ご実家に帰られたときに、ご両親の保険を確認されることをおススメします。
くれぐれも、「私が死んで、いくら入るか確認するのね!」と誤解されないように、『誰でも入れます!』のことを話した上で確認してあげてください。
先日行った、ココバルさんで撮った写真です。
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