「この保険に入りたいんです」という人ほど、その保険に加入しない

たまに、いませんか?
もう入る保険を決めている人。

カプチーノのラテアートがあまりにかわいくて写真を撮りました。
癒されました。

 

さて、本題です。

「この保険に入りたいんです」
なんて言われたら、一瞬でも喜んじゃいますよね?

喜んだまま、その保険の設計書を提案してしまう人もいるかもしれません。

実はそれは間違いです。

潜在的ニーズというのですかね。その人の話をよく聴いていくと、全く違うものを求めていることが多くあります。

老後の資金が必要なんです、と言いながら医療保険を求めていたり。
医療保険が必要なんです、と言いながら本当は死亡保険が必要な人で、実はそちらのニーズが大きかったり。

相手は、素人なので当たり前と言えば当たり前なんです。

だから、その人の潜在的ニーズを整理してあげないといけません。

せっかく「この保険に入りたいんです」と言っているのに遠回り?そんなの面倒!もたいないし!なんて思ってはだめ。

いざという時に、保障が足りなかったらどうするの?

相手に合う保険を作ってあげないと。

そのためには、「この保険に入りたいんです」と言われたその時に、あなたはプロとして、『実は、この様な保険の形を求めているのでは?』

と教えてあげないと。要するに初回の面談時が重要になってきます。

「そうです!こういうのに入りたかったんです。この保険は違うんですか?」となったことが何度もあります。

教えてあげることが、コンサルティング営業ですよね。

変な言い方かもしれませんが、大抵の場合、「この保険に入りたいんです」の保険よりも大きな数字になります。

テレビコマーシャルでやっている障害(ケガ)の保険のパンフレットを持って、「この保険に入りたいんです」と、相談に来た人(おばさま)が求めでていた保険は、実はお葬式代の保障だったことがありました。

コマーシャルの、「持病があっても入れる」がピコーンと残ってしまい、この保険だ!と思ってしまったそうです。傷害保険は、ケガの保険なので病気でも入れますからね。保険業ではない人は、そのくらいのレベルだと思ってください。

ケガの保険パンフを持って、これに入りたいという人の、本当に求めている保険は死亡保険でした。
大きな差です。

コンサルティング営業は難しくありません。イケイケ営業よりも全然楽です。相手に寄り添えるし、感謝されるからです。

参考にしてくださいね。

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