お客様が見ているのは保険商品ではなく、あなた。～保険の仕事、本当に好きですか？～
動画でも話したのですが、契約をお預かりした人から「商品なんて、どの保険会社も同じでしょ」と言われたときにはショックだったんですよね。
なぜショックだったの？
うちの保険商品は、ほかのどこの保険会社の商品に負けていない。一番優れていると思い込んでいました。自社商品に関しては、約款を読破するほど勉強していたし、他者商品とは、ここが違う！ということも完璧に頭に入っていました。
そのお客様は、他者からの見直しだったのですが、うちの保険に変えることでのメリットがたくさんありました。だから決まったときには嬉しかったのですが、「商品なんて、どの保険会社も同じでしょ」と言われてしまったときには、(つд⊂)ｴｰﾝ、うちの商品の良さを分かってもらえなかったんだ～と思ってしまったのです。
商品の比較ではなく、その人に合っているか
何度も書いてますね。保険は、商品の比較ではなく、その人に合っているかどうか。私は、まさに商品の比較での仕事をしていました。だから、他者の生保レディさんと競ってしまったのですね 笑
比較でなく、その人に合っているか、ということですが、「その人に合っているか」というところがポイントです。“この形があなたに合っていますよ”と教えてあげるところに人間性が出るのではないでしょうか。当時は気づいていませんでした。
商品の比較で仕事をしている人は、当然ガツガツしています。きっと当時の私もガツガツしていたでしょう。ガツガツしていても、ガツガツ見えないところが、私の特権かもしれません。
まだまだ商品の比較でガツガツと勝負している人が多いなら、“この形があなたに合っていますよ”と、堂々としている営業が選ばれることも難しくありません。
内心、ノルマに焦っていても、比較でガツガツしない！シレっと“この形があなたに合っていますよ”という話法に変えてみましょう。
あなたを見ているってどういうこと？
商品でなく、あなたを見ている。これは間違いないのですが、あなたのどこを見ているのでしょう。
逆の立場になって考えてみると分かりやすいです。あなたが保険の人でなければ、どんな人から保険の話を聴きたいですか？
焦りを感じたらイヤですよね。私は、その人の仕事に取り組む姿勢をみます。一生懸命さは大切ですが、それがわざとらしく感じてしまうことがあります。媚びに感じるということです。これは良くないことです。
仕事に取り組む姿勢。まずはその仕事が大好きなのか、これは見ていて分かります。おそらくどの業種でも同じです。仕方なくやっているのか、ノルマがヤバいからやっているのか。ぜひ、好きで仕事をしている人になってほしいです。
仕事が好きなのか、その仕事が好きなのか。
その仕事が好きでできていれば、仕事が好きな人になりますよね 笑
私は、現役時代も今も、保険が大好きです。マニア的に大好きです。みなさんご存知ですね。
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