「がん」の人は保険に加入できないこと、知ってる???

身内が「がん」になり、大きいお金が出ていったから、急いでがん保険に入った。
そんな話を直接聞くことになり、私はショックを隠せません。

私に話すということは、全く悪気がありません。もちろん「がん」になったばかりの人は保険に入れないでしょ?と言いましたが、言わなければ分からないでしょ?とのこと。このままにしておいても、いざ給付金をもらたいというときにはもらえないことを話しましたが、本当の本当に悪びれてない!悪いこととは思っていません。給付金をもらえないという私の言葉に関してものすごく驚いていました。

なぜ、「がん」の人は保険に加入できないのか、なぜ、違法に加入すると給付金がもらえないか、から話すこととなりました。

悪びれていないということは、同じような人が多くいるのではないかと心配になりました。

 

「がん」の人が保険に加入できない理由

保険は、相互扶助です。健康な時には毎月払う保険料が、もったいないな~と感じても、そのお金が病気で大変な思いをしている人を救います。または将来的に、自分が助けられることも多くあります。保険は平等でなければ成り立ちません。

 

違法に加入したことってバレるの?

病気になり、保険からお金をもらいたいときには、“診断書”というものが必要になります。簡単な数日の入院とか日帰り手術であれば診療明細書や領収書で可能なこともありますが、例えば「がん」になり、診断一時金100万円をもらいたいとか、払い込み免除の特約を使いたい場合は絶対にドクターが記載する“診断書”が必要になります。

この“診断書”には、初診日というものを記載する欄があります。その病気で一番最初にかかった病院での初診の日が記載されます。

知人の保険営業の話なのですが、以前、持病のある人が保険の見直しをしようとしていて、『病院を変えちゃえばいいんですよ』という対応をしてしまいました。その営業はその後に退職。最悪だったのは、そのお客さん、営業の言葉通り、再発したときに別の病院に行きます。でも診断書により、初診日は保険に加入する前だったことが保険会社に分かってしまいました。その営業はとっくに退職しています。事情説明には、なぜか上司ではなく私が行くことになってしまったのです。尋常じゃない怒り方をしていました。当然です。嫌な思いもしたことでしょう。

そのときのことは、今でも忘れられません。

保険は相互扶助。知らない人が多いのかもしれません。

 

病気の人は保険には加入しにくい

「がん」にかぎらず、持病のある人、現在投薬中の人、5年以内に入院したことのある人は、その申告が必要となり、保険に加入できないこともあります。

それでも、最近では、診査は緩くなった印象があります。その昔、20年前には加入できなかった数値の高血圧も、今はずいぶん加入しやすくなっています。ひとつ、アドバイスとしてコツがあります。これは保険営業さんの方が知りたいかもしれませんね。

正直に、できるだけ細かく告知してください。その証明となる数値の記載されているものを、必要がなくても申込みと一緒に保険会社に提出することで診査が通ることが多くありました。

持病のある人の保険の見直しが大好きな私でした。

 

保険営業さんへ

商品説明だけでなく、いや、商品説明の前に、上記のことも教えてあげてくださいね。

 

 

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