平等に扱われたい。いつも思っていた。

「抗がん剤?ぜーんぜん平気だよ」を貫いてきた私です。平気なワケがありません、私はがんです。
「辛いです!」ってハッキリ伝えていかないと、周りに伝わらない病気が、がんなのかもしれません。

「ぜーんぜん平気」を貫いてしまった理由

なぜ、私が「ぜーんぜん平気」を貫いてきたかと言えば、元気な人と平等に扱われたかったからなんです。病気になった途端に疎外感を感じてしまいました。偏見も感じていました。

だからどんなに辛くても、健常者と同じ顔をしていました。

今考えると、バカなことをしていました。シモサワは大丈夫なんだ!と思われたことでしょう。当たり前です。
「大丈夫ですとも」
という私と、
「抗がん剤を昨日投与したばかりなんだから少しは気を遣ってよ!」
という私。
その頃は、二人の私が自分だったような気がします。

負けたくなかったんですよね。
私のお客様目的で近づいてくる人が多かったことも確かなので余計に・・・。

当時の本当の自分は、犬の散歩で30分出かけると、1時間爆睡していました。
スニーカーに何か重りが入ってる?ぐらい、歩く足が重かったです。あの倦怠感は、経験した人しか分からないかもしれません。

そう、よく、「当事者にしか分からないよね?」と言われたのですが、当事者にしか分からないのは、その倦怠感とか、抗がん剤による副作用での体の変化です。自分で言うのも変な話ですが、がんの人の気持ちを察することは、周りにもできるはずです。

何度も都内に呼び出されることは、仲間だと思っていただけていることなので、嬉しかったけど、体はしんどかったです。

抗がん剤による体の変化だけを考えても、がんの人と健常者は、そもそも平等ではないんですよね。

動画でも話しましたが、みなさんは、自分がハゲになることを想像したことありますか?気持ちが分かりますか?
仕事に感情を持ち込むなと言いますか?感情を持ち込まない自信はありますか?

外見のことを考えてもやはり平等ではありません。

 

がんをカミングアウトできずに苦しんでいる人がいる

治療のために遅刻した人が、同僚に悪いと思い、遅くまで残業しています。
周りの目が気になって、自分ががんであることを言えない人がけっこういらっしゃるようです。

私は、カミングアウトして、周りからの目に傷ついてきましたが、カミングアウトできずにいる人は、私以上に苦しんでいるということに気づきました。

ウイッグがバレたら?周りの反応は?
そりゃ怖いですよ。いきなり仕事させてもらえなくなるかもしれないし、離れていく人だっているかもしれません。

 

がんの人はもっとワガママでいい。元気な人はもっと優しくなって

治療の時には、遅刻します。早退します。できないところはサポートお願いします。
それでも今まで通り、平等に扱ってください。

これでいいと私は思っています。

だって、抗がん剤は辛いです。病気は自己責任でも何でもない。ただ運が悪かっただけ。誰も悪くありません。

私のように我慢はぜず、辛いときには辛いで周りに甘えましょう。そうでないと、元気な人には辛いということは伝わりません。
この負の連鎖により、がんをカミングアウトできずに苦しむ人が生まれてしまいます。

本当に多い病気です。生きていく上で、他者への配慮が必要な時代なのです。

NPO法人ピュア・スマイル・スタジオでは、このようなことも伝えていきます。

 

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