とっさに出る優しさと媚びは大きくちがう
とっさに出てくる優しさと、媚びとは大きく違います。最近、私に起こったエピソードです。
私の最寄り駅は、1階と4階に改札口があり、2階にホームがあります。
その日は4階の改札口から入りました。
2階に降りるエスカレーターが点検中で、階段しか降りる方法がありません。
杖の女性が困っていました。確かに杖で4階から2階まで階段で降りるのは大変です。というか危ないですよね。
私は、電車に乗るときにはヘルプマークを付けています。
改札の窓口の駅員さんに相談に行きました。「杖の方が困っているので助けてもらえませんか？」。改札に入るときに、気づいて声をかけてあげればいいのに、とも思いました。
なんと。
その杖の女性に向かって、「一度改札を出て、ショッピングモールに入り、エレベーターで1階まで降り、1階の改札口から入り、駅構内のエレベーターで2階に上がってください」
驚いてしまいました。
ヘルプマークの私が、杖の人に対しての助けを求めているのに。
まぁ、まだまだこんなものなんですかね。ヘルプマークでさえも見てもらえなかったと思います。
そのときに思ったんです。
こんなときに、たまたま保険営業さんが近くにいて、助けてくれたら本当に感動します。私なら名刺をもらうし、あとから電話もしてしまうかもしれません。
これって、媚びとは違うの分かりますよね。
とっさにでる優しさです。
電車内で、困っている人はいないかキョロキョロしなさいということではなく、座ってスマホばかり見ているときに、その席を必要としている人がいるかもしれませんよ、ということです。駅で、困っている人に出くわしても、数字に関係なければスルーしていませんか？ということです。
私は、健康ならば、こんな優しい人から保険に入りたいです。
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