泥臭い営業って何？
職域営業シリーズです。
相変わらず苦戦されている人が多いようです。
シモサワの営業法
私の営業法は、職域でもコツコツコツコツ種まきばかりなので、「そんな悠長なこと言ってられないんです」とか、「今月、この企業から1件ほしいんです」と言われてしまいます。
そんなこと言っている人ほど、長く続けられない仕事です。
だって、みなさんが、その企業の人なら、焦っている人から保険に加入したいですか？私なら引きます。
焦りは、一生懸命ではなく怖いという印象を与えます。
このことを覚えておいてください。
職域営業こそ、コツコツ営業が大事です。
泥臭い営業
講演先の保険会社の上司にたまに言われます。「次はもっと泥臭い内容も入れてほしい」
やはり、保険会社の上層部の人からも、私の営業法は『綺麗ごと』と思われてしまっているかもしれません。
泥臭い営業って何だろう・・・。
ということで、気づいたことがあり、動画では、あるエピソードをお話しています。
当時、会社の前にハンバーガーショップがあり、20時に既に担当が辞めたお客様の給付の手続きをすることになりました。保険営業には伝わると思うのですが、かなり面倒な仕事でもあります。
20時ということで、一度帰宅し、子どもにご飯を食べさせてから書類を持ってハンバーガーショップに向かいました。寒いのでブーツを履いて向かったのですが・・・・。
そのお客さん、変なこと言ってきました。
「ブーツの中の靴下は、臭わない靴下というのを履くものなの？」
変態的な発言にポカンとしながら困っていると・・・・。訪問先の企業の軍団が、店の隣を歩いています。10人以上いましたかね。飲み会が終わったところのようで、みなさん、いい感じで酔っぱらっています。
咄嗟に顔を背けてしまった私ですが、あっけなく見つかり、数人が店のに入ってきました。
そして私は拉致られたのです。
店の外に連れ出されて、胴上げをされました。何がおめでたいのだか、さっぱり分かりませんが。給付の手続きのお客様は、アゼン。
その後、二度と会っていただけることはありませんでした。
でも内心ほっとしました。変な人でしたからね。その胴上げですが、私、全く嫌ではなかったんです。むしろ、ちょっとだけ嬉しかった？
だって、この企業に通い始めたころは、「こんにちは」と、ご挨拶しても反応してもらえなかった人たちが、私を胴上げしているんですよ。それが嬉しかったんです。
このようなエピソードを思い出しました。
この胴上げを、嫌だと思えば泥臭い営業になり、私のように、嬉しいと思ってしまったのなら綺麗ごと営業になるのだと思います。
この胴上げは、決して悪いことではありません。
今月、この企業から必ず取ってやる！とガツガツ営業する方が、私からすると良くない営業です。
参考にしてくださいね。
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