“ビジコン”失敗から“おとなの部活”へ　激動の1年を振り返り思うこと

今年1年の仕事を振り返っています。
年内に予定していないことばかり起こった1年でした。

大きなことですと、

①3冊目の本の商業出版
（2月末に決定し7月末に出版）

②ビジコン失敗からの“おとなの部活”始動！
（2月20日にビジコンキックオフ、部活は9月末に日本酒部がスタート）

でしょうか。

②のビジコン失敗からの“おとなの部活”始動！について、振り返ります。
今だから言えること、今まで言えなかったこともあります。

失敗というのは、1年半越しの企画を無理にすすめた結果、案の定、参加者の同意を全く得られなかった、というものです。
そんなこと、当然私は分かっていました。
それなのに決行した私にも責任があります。

忘れもしない2月20日、あの40名以上の方に参加いただいた会の内容は、実は、会の2時間前に作り上げられたものでした。
立上げメンバーが、何度集まっても着地が見えす、打合せの時間よりも飲み会の時間の方が多いことに対して、私が強行突破ですすめてしまいました。
イベントページの参加ポチが増えるたびに不安で眠れなくなるなんて初めての経験です。

集客を頼んだ覚えはない、Facebookからその道で優れている人だけをスカウトし、会員にする予定だった、まで言われてしまいました。
集客を経験されている人が聞いたら怒りますよね。
そんなに甘くありません。

それでも、来ていただいた人たちのほとんどが私の知人であり、私はその方たちに、本当に多大な迷惑かけることになってしまいます。

2月20日決行！と、先に着地を決めたのは私。
彼らが、やーめた、となることを、心のどこかで思っていました。
そうなったとき、2月20日に、参加者のみなさんの前で謝り、私と一緒にやってほしい、私を助けてほしい、そういった場面を妄想し、シナリオを考えたりもしていました（今だから言えます）

しかし、当時の立上げメンバーは、やめるとは言いませんでした。
40名以上も集客できたからか、2月20日が終わった後には、さらにやめる気はないようでした。
でも、その先いつ、どのようにすすめるという話もありません。

そうした中、参加者の人たちに、ものすごく心配されるようになってきました。
“シモサワが集客要員として利用されているのでは？”という、ありがたい心配です。
ただ、一人では難しい部分を一緒にやってほしいと、私は自分から持ちかけていたので、私の方も利用させていただいたことになります。

私の結論は、彼らの本部メンバーからの脱退でした。
それが、心配してくれている人に対しての責任でもありました。

当時のメンバーとは、一緒にいるときは楽しかったし、仕事は全くすすまなかったけど、いい経験をさせていただいたと思っています。

心配してくれた参加者がいた反面、離れていった人もいます。
そこから2ヶ月は、謝ってばかりの生活が続いたからか、つきまといに変わった人もいました。

泣きたいけど泣けない、その緊迫した毎日は、本当に辛かったけど、このことがなければ“おとなの部活“は出来上がりませんでした。

1年半という無駄なようで、必要だった時間。
人間関係、駆け引き、利害、など、私にとって、必要な勉強の時間でした。

私の想いを伝えることで1時間半で出来上がった“おとなの部活”

合う人、そうでない人は人それぞれ違う。
共感した人に仕事を頼みたい。
そもそもが人間関係ありき。
交流会の苦手な人の活躍の場。