がんの人が感じる、心無い言葉とは?~言葉の暴力について~

やっと、泣かない日を過ごすことができるようになってきたし、
今なら感情的にならずに書けそうなので、今日は、「がんの人が感じる、心無い辛い言葉」について書いてみますね。

まずね、シモサワは、病気だからピリピリしている、とか、神経質になっているとか思われたくないんだ・・・
絶対にそうではないから、まずそこを信じてほしい。どうか信じてください。

だから、「当事者(がんの人)しか分からないことがあるからね」という言葉に深く傷つきました。
線を引かれたのがはっきり伝わったからです。

そういう人は、上下関係を作ってしまうのね。わたし健常者、あなた病気って。
こちらが今までどおり普通に接していても、いきなり上から発言しかしてこなくなるから、もうとにかく驚く。
もちろん悪気がないから自分が上から私を支配していることにも気づいていないの。

これが辛くてね。

もっと、人間ドックの必要性を広めたい。保険の重要性を広めたい!がん告知されたその日にそう思って、それが自分の使命だ!って分かって、それが最大のモチベーションになったの。これ、本当の話。

だから、人間ドックに慌てていった人を見ていると、すごく嬉しかった。
保険の相談が続き、病気を公開して本当に良かったって思えました。

だからね、何度か書いているけど、哀れんでほしくて、がんを公表したんじゃないの。
哀れみの言葉が、どうにもならないくらい辛くて。
「がんの人」って線引きされるのが辛くて。
「私がやりますから」って、仕事をもっていかれちゃうのが辛くて。

トドメは、20歳以上年下の子に、「大丈夫ですよー、・・・・・・・・ほにゃらら」という、ここに書けないぐらい、私にとっては暴力と思われるコメントでした。大丈夫ですよー、なんて、今までだったら親子ほど年の離れた私に言ったりしない子です。私が、がんになることで、急に彼女の中で上下関係を作ってしまったんでしょうね。

52年の人生で、一番辛かったし、一番泣いた出来事でした。
がんと告知されたときの数倍苦しかったよ。
告知されたときは、治癒に向けての計画しかしないから、むしろ精神的には楽でした。

 

という自分は、今まで、がんの人にどんな対応をしていたのか、気になり出し、その人とのやり取りを振り返ってみました。

去年10月に亡くなった、知り合いのMacさん。私と同じ年でした。特に仲が良かったわけでもなく、お互いに、アイツ変わってるな~と思える関係?笑

ただ、助けてもらったと思ってる。セミナーとかで、ガチで緊張してしまう自分にとって、「そうそうそうそう」って、掛け声をかけてくれるのって、すごく安心できるの。
うなずき君がいると、緊張がほぐれるっていうの、伝わる人、いるんじゃないかな。

彼が、ステージⅣのがんであることを公表し、治療をしていないことも分かりました。彼には、やりたいことがあったんだと思う。その相談を受けたときに、応援しようって思いました。やってほしいことが明確だったから、協力しました。

これ、最後のやりとり。
今日のブログの内容は、きっと、Macさんも伝えてほしい!って天国で言っているような気がして。
だから、ごめんね、私たちの最後のやり取り載せるよ、Macさん。

私、決して彼を哀れんでないよ。
この時、まだ私は、がん告知をされていません。
それでも、自分だってあり得ること、って自覚がちゃんとあったつもりです。

皆さんだって同じなんだよ。
行いが良ければ、病気にならないなんてあり得ないの。

このやり取りから2週間後に、彼は死んじゃいました。

ここで、彼のステージⅣのがんについて、感じたことを書くね。

がんになって、いろんな人に、ステージいくつ???という質問を受けました。
このステージというのと、死亡率とは、全く関係ないようです。
大きさと転移により、ステージが決まるので、がんの性質となると、また別の話みたい。

だから、ステージⅡで亡くなる人もいれば、ステージⅣで生きる人もいる。
私も、今まで知らなかったけどね。がんでない人が知らないこと、思い込み、いっぱいあるよね。
転移のことがあるので、実際には、開いてみないとはっきりしたステージは分からないということになります。

こうなるとね、やはり、根拠のないことで、ステージⅡ???良かったじゃん!っというのは不謹慎だと思うの。
実は、やはり知人の奥様が私と同じ病気で、この「良かったじゃん」に傷つき、人間不信になってしまった人がいます。

愛する家族が、がんになって、良かったわけないよね。
これって、がん当事者にしか分からないことなのかな?
違うよね?
私は、がん以外の人も分からなきゃいけないことだと思います。

がんの人と、どう接していいのか分からない。
そんな人もいるよね。

どう接していいのか分からない」ということ自体が、線を引いていること、無意識に差別をしてしまっていることに気づいてください。

どう接していいのか分からないのであれば、無理して接することはありません。
分からないのに、カッコいいこと言おう!その言葉こそが、がんの人を哀れんでいるものになります。
その発した言葉は、相手を傷つけたあげくの自己満足にすぎません。

 

伝わらない人がいてもいい、多くの人に伝わっているから。

やっとやっと、ここまで回復してきました。

Macさんも、きっと言いたいこと、いっぱいあったよね。
少しは代わりに言えたかな。

私は、もう少しこちらで頑張るから、見守ってね。私のこと、好きじゃないと思うけど 笑

 

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