26日からハーセプチンという抗がん剤がスタートします　～実は8月、9月が一番辛かった～

昨日、病院へ行きました。放射線治療の病院ではなく、抗がん剤治療のほうの病院です。
この病院は、新百合ヶ丘にあります。

５ヶ月に渡る抗がん剤治療が終わり、25日連続の放射線治療が終わるまで進みました。
昨日は、このあとの治療方針の説明と、心臓の超音波検査を受けました。

やっと保険の請求の手続きもしました。保険を一度請求するのに7000円かかりますからね。できるだけまとめて請求です。

今、がんはすっかりなくなりました。
今後は、分子標的といって、患部に標的して直接届く薬を投与します。ハーセプチンという抗がん剤です。3週ごとに14回ですって。今から1年かかってしまいますね。この14回が終われば、治療の1クールが終わるようなイメージですかね。今月26日からスタートです。やだな・・・・ｼｮﾎﾞｰﾝ

体調的には、今、すごくいいかな。
8月、9月頃が一番辛かったですかね。誰にも言いませんでしたが、正直、年内のうちに死ぬと思っていました。今だから言えます。けっこう普通を演じていました。がんで体調が悪いというわけでもなく、抗がん剤の副作用ですかね。体が重くて歩くのも大変だったこと、悲しくもないのに副作用で涙が流れすぎて眠れない日々。その涙が耳に流れいつも中耳炎的な感じでした。

手術が終わり、2日後に退院した車の中で、何かが体から、フッと抜けた感じがありました。まるで、悪いものがなくなったかのように。懐かしい、健康な頃の体調に戻った瞬間がわかるような感覚だったのを覚えています。

それでも手術をした体であり、抗がん剤の副作用が今でも残ってしまっています。仕事は普通にできていますが、一日1件と決めています。
疲れてしまうからです。

左腕がまだ上がりません。全く上がらないわけではないのですが、上がりにくいです。五十肩になりそうでならない感じです。どうしても患部をかばいますからね。それと、放射線治療で、左のわきの下が火傷状態なんです。

手足のしびれが全く抜けません。これも抗がん剤の副作用なのですが、いつも、正座していて急に立ったときのような感じがしています。そのため、足もむくんでいるのかな。仕事のときにパンプスが履けません。このしびれ、人により、４～5年残るとか。もう、そんなの絶望的にイヤなんですけど・・・。でも、手のしびれによって、生卵をよく落としてしまい、そのたびに凹んでいましたが、最近割らなくなりました。

こんな感じです。

これからも、どんなに体調が辛くても、私は大丈夫！って言ってしまうんだろうな・・・。その結果、周りの人を甘やかしてしまう。私の悪いクセでもあります。来年はこのことも課題にしなければと強く思っています。

このように、まだまだですが、がんがなくなったことは、すごくありがたい。同時に再発しないことを祈ります。