「がん」になったらもう終わり、のイメージを変えていきたい。ネイルだって楽しんでいいんだよ
新型コロナウイルスで大変なことになっていますが、今日は、「がん」のことを書きます。
がん友を通して、衝撃的な情報が入ってきたからです。
どんなものかというと・・・。
がん経験者が受けた差別
抗がん剤治療中の人が、元気を出すためにネイルサロンに行ったら断られた。
別の、がんサバイバーの人が、エステに行ったら断られた。整体に行っても断られた。
というもの。
理由は、ネイルの場合は、同じ道具を使うから。エステ、整体の場合は、“何かあったら困るから。保証できないから”というもの。もう、医者には普通の生活をしていいし、エステも整体もokと言われていますから。そう伝えても、“決まりですから”と言われてしまい、しかたなく帰ったとか。確かに、施術前に、手術歴がありますか？というアンケート的なものを書かされますね。
おそらく健康なみなさんの想像以上に「がん」の経験者は、何気ない言葉に傷ついています。
きっと、言い方の問題もあるよね。でも言い方でその人の本質も見える
私の場合、「がん」になってからエステには行っていませんが、ネイルと整体は受け入れていただけました。
ネイリストのさゆみんのことを書きますね。スムクリのメンバーです。私は、自分の「がん」を通して、保険の‘必要性を広めたいと思い、ブログで病気のことを公開してしまいました。それなのに、「がん」であることの差別的な言葉に苦しむこととなってしまいます（もちろん、みんな私を思ってのことなんだけど）そんなときに、保険のことを教えてほしいと、公開されているブログに直接コメントをくれたのがさゆみんでした。私の発信に答えてくれたんですよね。嬉しくてね。この人を信用したいと思いました。
お姉さんが私と同じ病気だったということもあり、これから抗がん剤治療をする予定だった私の爪の心配もしてくれました。さゆみんにお願いしたいと思いました。抗がん剤でボロボロになる爪を補強してくれたり、ネイルを外すときには薬品を使わないようにしてくれたり。遠くからウチまで通ってくれたり。おかげで看護師さんや薬剤師さんに、いつも羨ましがられる爪でいられたし、気持ちを上げることができました。
私の爪は、手術でネイルを外すときまでボロボロになることはありませんでした。
健康なときよりも、手のお手入れをするようになり、かえって綺麗になりました 笑
手術の前、ネイルを外してもらったときの爪です。抗がん剤の威力を感じるでしょ。今は、だいぶ綺麗な爪が戻ってきました。それでも外側に反って伸びてきてしまっています。元に戻るのにもう少しかかりそうです。ね？抗がん剤って本当に大変なのよ。
同じ道具を使うからって断られた人がいると聞いて、愕然としました。「がん」は移る病気ではありません。
さゆみんみたいな人もいますよ。
同時に、もう1年前になりますかね。心無い言葉を戦ってしまったと同時に、たくさんの人が離れていきました。でも、さゆみんをはじめ、今いてくれるような人と出会えこと、病気をきっかけに存在が近くなった人もたくさんいたこと、そのときには気づけなかったけど、心から感謝をしないといけないと思っています。
病気をきっかけに、人間関係の整理ができると思っていいのです。と先輩ぶってアドバイスしてもいいですか？笑
受取り用の違いってよくと聞くけど、言い方ひとつでその人の本質が分かるものです。
こちら、さゆみんね。
残念ながら爪は光って見えていません。まだ脱毛が始まる前ですね。だから本当にちょうど1年前ぐらいの写真です。
さゆみん、コロナが落ち着いたら立川でご飯しよう。外に出られず、私はストレス溜まっとります(*^▽^*)
“決まりですから”の決まりはいつの時代の決まり？
エステ、整体の断りに、決まりだからというものがあるようです。
決まりならば従わなければなりませんね。仕方ないです。ではこの『決まり』って、いつの時代に決めた『決まり』なのでしょう。きっと、10年以上前のものよね？
がん＝死
の時代は古い！がんサバイバーの人たちは共通してそう思っています。
今は、がん＝共存
だったり
がん＝根治
だったりするわけですから。
こういうところから、『がんになったら人生終わり！』というイメージを変えていきたいです。
実はね、心無い言葉を発する人の中に保険の人が何人かいました。「がん」という言葉に慣れてしまっているんでしょうね。お客様に、先進医療の話をよくしていますよね？最新のがん治療の研修も一般の人より受けているはずです。誰にでもなり得る病気であること、一番知っていないとおかしいのです。
「がん」になった人と、どう接していいのか分からない。そう思っている時点で線引きしてしまっていること、気づいてくださいね。
私は、1年前に、自分が「がん」になることで、世の中に保険の必要性を広めたい！と思いました。
治療も一通り終えた今、『がんになったら人生終わり！』という古いイメージを変えていきたいと思うようになりました。
私一人の発信ではどうにもなりません。医者の次に「がん」という言葉を使っている保険の人に、ぜひ立ち上がっていただきたいです。結果、自分のためにもなるはずです。
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