新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う、保険会社の特別な取扱い ~保険会社からもお金を借りられる~
新型コロナウイルスからの「緊急事態宣言」により、『保険』でできることを調べてみました。
各保険会社のホームページを観ていると、様々な措置が行われています。ホームページに載せておらず、問合せの電話番号を用意している会社も数社ありました。知らなくて損することがないようにしたいものです。
保険会社により違いますので、一度、自分の保険の内容をご確認ください。
保険料払込猶予の延長
収入が減ってしまったなど、保険料の払込が難しくなった場合、申し出をすると2020年9月30日まで猶予期間を延長するといった内容です。
保険金、給付金について
病院の満床により、軽症の人は、ホテル等に移動していますよね。入院保険は、通常入院していないと給付対象にならないので、私もとても気になっていたところです。
今朝のニュースによると、日本生命、明治安田生命が、ホテルや自宅療養でも給付の対象とのことでしたが、他の保険会社でも同じところがほとんどでした。この場合、入院と同等の療養を継続したときが対象です。
また、検査の結果、陽性と判断されたかどうかに関わらず、医師の指示で入院している場合も疾病入院となり給付の対象となる会社が多いです。
新型コロナウイルスにより死亡された場合、死亡保険金の対象となります(今のところ災害死亡給付の対象にはならない)
契約者貸付の利息免除
自分が加入している保険(主に死亡保険)の解約返戻金を担保にして、保険会社からお金を融資してもらえる制度です。解約返戻金の7割から8割まで借りることができます。返済途中に死亡された場合、死亡保険金から借入金と利息が相殺される仕組みになっています。
保険を解約せずにお金が借りられるのがメリットです。審査もありません。
借りるので利息が発生するのですが、今回、その利息が免除になるという特別取扱いを実施する会社が多くあるようです。
その場合、2020年5月31日までに貸付を利用した場合で、9月30日まで貸付利息を免除となります。
法人の退職金の準備のための貯蓄も含め、そういえば貯蓄型の保険に入っていたかもしれない!と思った人は、保険会社に問い合わせてみてください。
掛け捨ての保険は対象になりません。
驚くほど柔軟な対応
保険に関わって、ここまで柔軟な対応は、今までは経験したことがありません。
- 保険金請求のときに、病院からの領収書がないなど、一部の書類がない場合、個別に事情を聴いて迅速に対応してくれるようです。
- 保険の更新手続きに関して難しい場合、申し出により柔軟に対応する会社があります。
- 既に保険会社から融資を受けていて、新型コロナウイルス感染症の影響拡大により、資金繰りに影響を受けた企業に向けて、返済条件の変更も事情に応じて対応している会社もあります。
このように、保険会社でも新型コロナウイルスに関してたくさんの特別な取扱いをします。保険は、感染してしまっても助かりますが、感染していなくても資金繰りで助かることもがあります。このようなときのための保険でもあること、私自身が強く感じました。みなさんも気づいていただければ嬉しいです。
まずは、自分の保険を確認してみてくださいね。
注意していただきたいのは、
どの特別取扱いも、保険会社により微妙に違うということ。契約者からの申し出が必要であること。そして、日にちが決まっている場合がほとんどです!
貸付を受けたい場合は急いだほうがいいかもしれません。
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