“がんの人の人権を守る会” ~NPO法人を立ち上げます~
がんの人の人権を守るための会のNPO法人を立ち上げます。
テーマは、“みんなが笑顔になれるプラットホーム”
このプラットホームで提供できることは、3つ。
- がんの人のための最新の情報の場
- がんの人の人権を守る場
- 健常者を交えた社会貢献をし合う場
がんの人のための最新の情報の場
私ががん告知を受けたとき、最初に医師に言われたことは「インターネットは見ないでね」でした。古い情報、正しくない情報ばかりだからです。でも、がんになって、まず見てしまうのがインターネットの情報です。私自身、見るなと言われても、すぐに“乳がん”というキーワードで検索していました。
古い情報ばかりという意味はすぐに分かりました。10年以上前の記事が普通に載っています。さらに読み進めていくと、民間療法や、ネットワークビジネスへの誘導であることも少なくありません。民間療法やネットワークビジネスが悪いとは思いませんが、自分の求めている情報ではないことが何度もありました。
そこで、がん告知を受けた人のために、ネット検索のトップに上がる最新の情報サイトをつくることができたらと思いました。
がんの人の人権を守る場
私が、がんになって初めて知ったこと。『差別されている』もちろん、私を思ってのことなのですが、「今は仕事どころじゃないでしょ」という言葉に傷つき、「かわいそう」という言葉に違和感を覚えました。他人事なんですよね。自分はがんにならないと思い込んでいる。そして、がんという病気の認識が昔のままであることが原因です。このプラットホームでは、がんの人の仕事について、大きな課題として取り組みたいと思っています。
健常者を交えた社会貢献の場
がんの人が助かることを、ビジネスとして提供していただき、あなたのビジネスも活性化してほしいという思いがあります。
抗がん剤治療のとき、爪を守るため、モチベーションを保つためのネイルに助けられました。講演に登壇の際のメイクにも助けられました。抗がん剤の副作用では、眉毛もまつ毛もなくなってしまいますからね。
忘れてはいけないことは、人生は『お互い様』であるということ。
社会貢献には、ボランティアも入りますが、ここでは、ビジネスがきちんと確立している人を対象をさせていただきます。
ボランティア活動になると、どうしても「○○してあげる」という気持ちになり兼ねないと思うからです。がんの人への感傷や哀れみの気持ちは禁物です。
がんの人も健常者も、同じ地球に共に暮らす仲間としての「協力者」ですよね。
私の思いに賛同いただける人を心よりお待ちしています。
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