失敗したら男らしくビシッと謝り、お客様のことだけを考える

保険の仕事でトラブル発生し、かなりバタバタしていましたが、今やっと落ち着きました。
facebookの友達に、保険営業さんも多いので、思いきって、今起こりたての失敗事例を書きますね。

60代のご夫婦が、三大疾病の保険に加入しました。
がん、心疾患、脳疾患時に、ご主人1000万円、奥様500万円。
月の保険料がお二人で約10万円。

今回二つのミスが発覚しました。

失敗１　告知枠でなかった！

健康診断書の提出か病院に行っていただかないといけない保障内容なのに、
告知扱いで対応してしまいました。

失敗２　4月からの料金改定に気づかなかった

ニュースでもやっていたので知っている人は多いかもしれませんが、
4月から商品により保険料が安くなりました。
それを料金改定前の試算で提案、契約をいただいてしまったのです。

対応策の提案

いろいろアドバイスはいただきました。

告知枠である300万まで保障を下げる
300万円に下げて、他の商品も提案する
見直しをやめて現状のままの保障を継続する

確かに、対策はいくらでもあるのかもしれません。
ただ、どれも、こちら都合に思えてしまい私の中でモヤモヤが残りました。
提案し、ご契約いただいた保障こそが、お客様のための保障だったからです。

私の結論

事情をきちんと話して、こちらが悪いところは謝る、そうした上で、健康診断書の提出をお願いする、私の中ではこの方法しか浮かびませんでした。

皆さんならどうします？？？

すぐにお客様に電話をし、健康診断書を提出していただくことを納得していただきました。

今回のことで、信用を失ってしまったかもしれません。
それならこれから埋めていこうと思います。

それと、今まで何年もお客様との人間関係を築いてきたことを考えると、絶対に分かっていただけるという自信もありました。
いきなり現れて、契約をせまったわけではありません。

相手のことを考えて、ということには自信があります。

やはりこんなときには、男らしくビシッと謝って、お客様のことだけを考えるのが一番なのではないでしょうか。
仕事のときは、もう男でいいです。

今回私が心がけたこと

どうしても保険会社とのやり取りが必要になります。
保険会社の担当は、お客様と直接接していないので、どうしても簡単な答えしか出てきません。

保険会社は、お客様のことは考えていません。
だから今までも私は、保険会社と戦ってきてしまいました。
（恐らくブラックリストに載ってると思います）

そのことが、逆にお客様から信頼されたりもしていました。
でも1年前に募集人資格を再取得する際に決めたんです。

もう戦うのはやめよう。
それがお客様のためであっても。

今度は、私が代表でなく、登録させていただいている
代理店社長がいるから。

先ほど、保険会社との電話のやり取りで、
やはり、えー、ちがうだろーって思うことがあり、

「あなた、ずいぶん簡単にそういうこと言うんですね」
と言ってしまい・・・・でもその先は押さえました。

すぐに鏡を出して、自分の顔を見ながら
怒らないように話しました。

今後の課題

もっと保険会社を頼る。
最初からもっと巻き込んで設計したり準備した方がよかったのかもしれません。
そうすることで、こうしたミスは起こらなかったでしょう。
保険会社のことは今でも好きではないですが、上手に味方につけることは必要ですね。
もちろん、よくしてくれる保険会社のソリシターさんはいます。
でも息子より若い新人さんがいるのも当たり前のこと、
私たちで育てていかなくてはならないのかもしれません。

いずれにしても、このお客様のことは、きちんと私がお守りします。
その意思もお客様に伝えます。