うふっ。私、日本酒飲めるんです。

この私が日本酒の記事を書くとは。
自分でも驚いています。

私は、飲み会にはほぼ参加しません。
その理由を振り返ってみました。

お酒が苦手である
一般の人の二日酔いの状態が一週間続く。
飲めても甘いカクテル。
ビールだと、コップ半分であちこちがバクバクになる。
ワイン飲んでしまえば、2時間後には節々が痛くなる。
酔っ払いがめんどくさい
くどくなったり、絡んだり、同じ話を何度もしたり。
自分が飲まないと、こんな状況が苦痛だったりする。
飲んでいる時間、他のことがしたい
私にとって仕事をしている方が数倍楽しい。
人見知りが激しい
ポツンとする。

ようするに私は、お酒が好きではないのです。
（のはずでした）
そして、アルコールは私の体質に合わないのです。
（のはずでした）

余談ですが、お酒の失敗？学生の頃が最後ですが、みなさんと同じように、一応やらかしています。

facebookには書いたが、短大生の頃、初めて日本酒を飲み酔っ払い、一人でコンビニに氷を買いに行くと、レジのお兄さんのネームプレートに書かれている名前がツボに入り（オマタさん）、笑いが止まらなくなった。腰が抜け、起きられなくなり、それでも笑い続けた。
友達の家の屋上で酒盛り。いつの間に寝てしまい、その辺にあった段ボールをお布団にしていた。
家と間違え、靴を脱いで電車に乗った。
自由が丘で潰れ、気持ち悪すぎて電車に乗れず、武蔵小杉の自宅まで歩いて帰宅。多摩川の土手を吐きながら歩き、職質される。お願いだから一人にしてと喚いた記憶がある。

21歳で結婚、22歳で出産したので、それ以降はお酒とは縁はありませんでした。スナックに勤めたことはありますが、私の中では完全にビジネスでした。

昨日は、最近が私の誕生日ということで誘っていただきました。
日本酒ですかぁ。確実に、絶対に飲めないでしょ。という思いでトボトボ行ったのです。

ところが。
なんて素敵なお店。

銀座　さくたみ

生意気ながらド・ストライクなお店でした。
オーナーさんもとても優しくて楽しい人(*^▽^*)

なんていうか、他のお店にない、心遣いを感じました。
変なお客さんもいません。

料理が最高で、一つ一つが丁寧。お料理上手ですね、と、思わず料理人に言ってしまいました。

日本酒、懐石料理にジャズの生演奏？
意外に似合います、とてもロマンティックな夜となりました。

では、夕べのお酒を書いてみます。
連れて行っていただいた人に確認しました。
私が、写真をとればよかったのですが、興奮しすぎて忘れていました。
そのため、下記のURLは、連れていってくれた人のラベルの記憶によるものです。だから参考までに。

お酒ごとに、おちょこが選べます。

十四代

初めて日本酒を飲む私にすすめてくれたお酒です。
アルコール度数は15度

思い込みだった日本酒の独特なにおいはありません。
カクテルなみに甘く、これ、飲めるわ！という感想でした。

次に選んでくれたのは、

写楽

こちらは、まさにフルーティという言葉がぴったり。
メロンの味にも感じました。
アルコール度数は16度

次に選んでくれたのは、

田酒

写楽よりやや大人めの味。甘いけどスッキリしています。
アルコール度数は15.6度

次は、私が一番気に入った写楽をもう一度。

私だけで、約2合飲んだそうです。

うそーん。

一瞬、あれれ、回ってるかな、という場面はありましたがすぐに回復。トイレに行くときも普通に歩けました。

もちろん、おちょこで飲むのも初めてなので、飲み方も分からず、けっこうクビクビ一口で飲み干していたのですが、そうでなくて、チビチビでいいということも教わりました。
そして、いつもお水を飲むように用意してくださり、そんな心遣いも有難かったです。

楽しくて、自分でバカ言って笑いっぱなし。
なんだか素になってしまって、そこがやや自己嫌悪です( ;∀;)
研修講師の私でも、営業コンサルの私でもない顔になっていたと思われます。

お店を出ても、ちゃんと歩け、その上スキップしちゃいました。
夜の銀座のスキップ女！新鮮です。

今回、学んだことは、お酒には相性があるということ。ビールはコップ半分しか飲めなくても日本酒なら（ちゃんとした日本酒なら）2合飲めるわけです。
そして相性がいいお酒であれば二日酔いもありません。これも信じられなかったです。さらに、体の凝りが楽になっているのは気のせいでしょうか。いつも靴下なしではいられない冷え性なのですが、今日は素足でも冷えません。

貴重な体験をさせていただきました。

一生の思い出になるような、素敵なお誕生日会を本当にありがとうございました。

今まで、飲み会はことごとく欠席でしたが、このような上品な会なら大丈夫かもしれません。そのためには自分が上品にならないとですね。