セミナー講師になったきっかけは、保険会社での表彰式で、見た目とのギャップを評価されたこと？

新刊「身の丈セミナー講師のはじめかた」の発売日が決まったところで、自分がセミナー講師をはじめたときのことを振り返ってみました。

第8章では、カリスマセミナー講師の人たちに、セミナーをはじめたきっかけを聞いています。皆さん、わりと地味？？？私はさらに地味です。

学生の頃の方が話すことに慣れていた

初めて人前で話したのは、小学校の集会委員として、週に一度の全校集会で司会をしたときです。毎週やっていたので、だんだん緊張はしなくなっていました。

学芸会では、劇での語り手。演技が超下手だったから。そして語り手としてものすごく評価をされたから。毎年語り手でした。劇の主役にはなれないタイプです。
「鬼婆は、真っ赤になって小僧を追いかけました・・・・」セリフ覚えています。

中学生のときには、クラス代表で年に一度の弁論大会に二度出ています。一度目は将来の夢について、二度目は人間関係について語っています”(-“”-)”

この弁論大会を最後にパタリと私の、「人前で話す」は終わりました。彼氏ができて色気づくのと同時に人前で目立つことはしなくなったように思います。

社会人になって人前で話したのは、保険会社の表彰式

よく振り返ったのですが、次に人前で話したのは、32歳ぐらい？保険会社に入社した年に、新人賞をいただき、ステージで原稿用紙5枚ほど、ほんの数分間「決意表明」をしたときです。このとき上司がものすごーく心配していましたが、私は事前に原稿を見せることはしませんでした。なぜ心配されたのか。おそらく私には、人前で大きな声で話せるオーラがなかったからだと思います。

オーラの全くない、生保レディにも見られない、“普通の団地妻みたいな人”と言われていた私が、「入社から5ヶ月連続でノルマ達成し、6ヶ月目のときに、あと5万円足りなくてお花が付かなかったことが、悔しくて悔しくてたまらなかった。貯金1本の契約がどんなに大切か思い知らされた。これからも売って売って売りまくります！」的なことをマイクで吠えて、そのギャップがすごく評価されたことを覚えています。身体が小さいのに、ものすごく大きく見えたと言ってもらえました。

今考えると、なんてこと言っちまったんだ！ですが、もしかすると、これがセミナー講師へのきっかけかもしれません。

それからは、表彰のたびに、現在のお気持ちは？とか、今後の意気込みは？みたいのをマイクで答えていました。日航ホテル、東京ドームでのステージにも行きました。招待会は嫌いとか、天邪鬼ではありましたが、基本、日帰りで行かれることろには行っています。

こうしてみると、保険会社での経験しかありません。
でも、どのシーンも心地よかったんです。
しゃべった後が、とても気持ち良かった(*^▽^*)

この気持ち良かった、という感覚が残っていたから、セミナー講師としてやってこれたのかもしれません。