恐るべし!お客様への虚偽の診査結果報告 ~なぜ人を騙してまでその保険を売りたいのですか?~
今日は、お客様からではなく、募集人からのタレコミを記事にしてみます。
今回もまた、とんでもなく悪質な事例です。
タレコミの内容
60代女性が、がん保険への加入を検討していたが、告知診査での査定落ち。募集人は、加入できなかったことに対して謝罪し、他に加入できる保険があると、新発売の介護保障付き終身保険を提案。ごり押しして加入させてしまった。
タレコミ情報をくれた募集人は、この60代女性の娘さんの友達。娘さんも母親と同時期に、同じ営業からドル終身、介護、医療保険に加入。募集人は、娘さんからこの状況を聴いたことで不信感を持ち、私に相談をしてきたという流れです。
この親子は、この時以来、保険アレルギー、保険が嫌いになってしまったそうです。
なぜ、がん保険に加入できず、介護保障付き終身保険に加入できた?
がん保険は、保険会社にとっては、がんになったときのみに支払うものがほとんどです。そのため、当然他の保険より診査は緩いはず、加入しやすいはずなのです。そのため、がん保険に加入できず介護付き終身保険に加入できるというのは、とても不思議なことです。
がん保険に加入できなかった理由となる60代母親の病名を確認したところ、蕁麻疹が出てしまい投薬したら、一時的に血圧が上がってしまった。医師からは、血圧上昇は一時的なもので問題ないと言われている。この状況を、介護保障付き終身を締結した担当も知っているとのことでした。
その上で、血圧が原因で加入できないと、担当から言われたそうです。
血圧上昇と、がんになることは、因果関係はないと思われるため、高血圧でもがん保険には加入できる場合がほとんどです。
そのため、今回の診査は私自身も???と思うような結果でした。
この担当は、虚偽の診査結果をお客様に伝え、自分にとって都合のいい保険に加入させたと考えられます。
後日、この担当と上司が謝りに来たということは、このことに対しての謝罪でしょう。
しかしお客様は、謝罪の意味さえも分かっていません。
正しい保険営業がすべきこと
まず、お客様の状況を深く聴くことで、保障自体が必要なのか、必要ならば、どのような保障が必要なのかを教えてあげましょう。
話を聴いた上で、がん保険より介護保障付き終身保険が必要であれば、それを伝えればいいのです。
嘘をついてまで自分都合の保険にごり押しで加入させるとは、とんでもないことです。
この事例が、お客様から金融庁に報告があれば、即調査が入り、この担当と、上司、会社自体もそれなりの処分を受けるでしょう。
今回は、外資系保険会社での問題でしたが、どの保険会社でも過度なノルマや募集人の意識の低さにより、起こってしまうことも考えられます。
もう一度、自分は何のためにこの仕事をしているのか、その心に聞いてみてください。人を騙すために保険営業を始めた人なんていないはずです。
保険は、必要なもの、将来的に助けてもらうものです。
この親子が、早く保険アレルギーから解放されることを祈ります。
☆1up講座
保険営業さん向けのメルマガを月曜日と木曜日にお届けしています。
HPトップページのメルマガ登録からお申込みください。
保険営業さん向けの1up講座はこちらからお申込みください。
~なぜ、未経験だった私が、個人保険だけで前年からの継続コミッションを含めずに年間2000万円超えの売上を上げられたのか知りたくありませんか?~
個別面談付きで5000円です。
次回は11月9日(金)14時~
~絶対に成功したい人だけのための自己責任講座~
毎週火曜日14時~17時(16時~17時は自習時間)1日6500円
おうちカフェ(武蔵小杉からバス10分、武蔵新城から徒歩15分)
☆Skype相談
ご希望日時を何日か連絡ください
お申込みは下記のお問合せからお願いします。